"くすりや"まめ太の処方箋

地方の病院で"くすりや"やってます

研究を一旦中止することを決めた日

以前、自己紹介の記事を書きましたが、まめ太は学生時代にかじった研究をいまだにしぶとく、少しですが行っています。ここ一年くらいは細胞を培養してwestern blottingをチマチマやっていて、以前は今話題のPCRもやったことあります。ちなみにテーマはニッチな分野なので身バレしない程度にモザイクかけながらそのこともブログで紹介していきたかったのですが、


(コロナのため)「しばらく研究は一旦中止する」と決めました。


これは、
・病院で働いてる以上、自分がlaboにウイルスを持ち込む可能性がある。
・laboの人間からウイルスをもらってしまう可能性がある。
・業務片手間のためどうしても疲労が蓄積する。疲労感染症にかかりやすくなる(ちなみにまめ太、当直すると風邪ひくこと多々ありのヨワモノw🤣)
・正直なところ、日常生活が非常事態になり、急激に士気が下がってしまった(研究ってそもそも一部を除いて不要不急だからか‥?)

 

特にlaboからウイルスをもらってしまった場合、まず薬剤部を閉鎖しなければいけない可能性が出てきます。まだそんな事例が全国で起こっていませんが、完全に機能を止めてしまうと患者の薬はどうなるんだ、各部署への薬品の払い出しは?、接触した患者を割り出し追跡調査、濃厚接触に当たる職員を自宅待機‥など一気に問題が山積します。


なので、一旦中止すると自分から申し出ました。


本業の片手間のためチマチマ亀のスピードだったので年1回ペースでの学会発表を目指していました。いつまで中止するかはわかりませんが、おそらく今年は学会発表は無理かなと思います。それでも感染してしまった場合の社会的な影響を考えれば一時中止を決めてよかったと思います。
京都大学の山中教授の「研究できるのも平和だからこそ‥」(https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57397960Q0A330C2000000/)その言葉を体感し、こうして日常生活の色々なものが消えていくのだな‥と感じました。

 

さて、空いた時間をどうするかですが
・体力づくりとダイエットを兼ねて運動
・語学とかの勉強
など有意義に使えればいいんですけど、なんせサボりの性格なのでネサフして終わりそうw
‥あれ、laboに研究しに行けないなら家で論文読めばいいんじゃね??‥( ^∀^)シーン

※Bossには「laboに来ないなら論文10本読んどけ、少しは世界が変わるから」と宿題を言われておりますw

 

今日も読んでいただきありがとうございます。またのご訪問お待ちしています!


追記;この記事で投稿10記事めになりました。世の中がコロコロコロナ‥のせいか当初の予定よりあまり楽しい話題を書けていない気がしますが、そんな中でもおちゃらけ日常、ときどきマトモぶった独断と偏見しかないお喋りをつづっていきたいと思います(^^)