【WARNING!!】
今回の記事はHomo sapiensの命運に関わる過激な内容となっております。読みたい方は自己責任でどうぞ。
全人類がいま最も興味シンシンの新型コロナワクチンですが、沼の底病院にもついに医療従事者向け接種希望調査がきました。
まず、新型コロナワクチンについて自分は肯定も否定もいたしません。これは、まだこの国の誰も受けたことのない誰も未だ見ぬモノに対して「自分の目で見たもの」についてしか記事にしない主義のこのようなポンコツレベルのくすりやが意見するなどおこがましいと考えるからです。
通知内容は、「うちではPfizerがゲットできそうです。接種は任意ですが病院としては接種を強く推奨します。」という内容でした。
新型コロナワクチンはデータ的にはperfectです。高い有効性、変異株にも効果ありそう、世界中でここ１ヶ月で数千万人が接種した、アナフィラキシーの確率も飛行機がハイジャックされるレベルの数字です。というか、もうコロナは放っておいても収まらないでしょう。収束にはワクチンしかないです。(インドは集団免疫を獲得しつつあると報道されているみたいですが、あそこは5000年??かなんとかなんとかの歴史をもつ超越したお国なので)
一方、日本人(というかアジア人)の大規模臨床データは今のところありません。接種され始めてここ2ヶ月くらいなので長期間のデータもありません。また、副反応はアナフィラキシーが取り沙汰されていますが、発熱や痛みに関しては謎が多いですね。
「副作用が起きても副作用救済制度があるってよ！」と思われるかもしれませんが、わが国の薬害の歴史を見る限りほぼ救済措置はないと思っていたほうがいいでしょう(だからこそいまだに薬害訴訟は泥沼化している。)興味がわいたので調べたところ、厚労省が行っている予防接種健康被害救済制度での死亡した際の葬祭料の給付額は209,000円でした。「小さなお葬式」の小さな火葬式プランなら159,000円(税抜)なので賄えそうですが、人気のある小さな家族葬プランは399,000円(税抜)なので足が出てしまいますね‥ちなみにPMDAの医薬品副作用救済制度は入院するレベルが必要かつ審査があります。さらに予防接種は(医師の判断で一方的に投与する)治療薬とは異なり、任意すなわち完全なる自由意志で自ら望んで受けるものです。なので何かあったとしても「ここに署名したよね？したよね？」というわけです。
高校時代の倫理の教科書に載っていたJeremy Benthamの「最大多数の最大幸福 the greatest happiness of the greatest number 」を思い出しました。つまり、できるだけ多くの人々に最大の幸福をもたらすことが善であるとする説、功利主義です(※意味を履き違えていたらすみません。センター試験は倫理じゃなかったもので‥)ワクチンは集団の救済(コロナ収束)をするでしょうが、個人を救済するとは限らない(有害事象)。できるだけ多くの人類に幸福をもたらしたいならばワクチンを受けるのが最上の選択であるので、個人の多少の犠牲(有害事象)は容認すべき‥と捉えれば良いのかしら。
結局のところ、何が正解かなんて現時点では誰にもわかりません。世界中のおエライ方々の頭脳を尽くしてもわからないので凡人が語るなど大それています。むしろ自信満々に効果の有無や安全性の可否を語る人はなぜ人類未体験ZONEをそんな自信に満ち溢れて語れるのか謎です‥ちなみに「医療従事者が○○と言っていたから‥」はアテにしないほうがいいです。(自分も含めて)大部分の医療従事者はただマークシートの国家試験にpassしただけの人でそれに経験とやらが加わっておしごとしているだけです。また、医療従事者は元々奉仕や自己犠牲の精神が高い人が多く、集団の幸福を願い、さらに研究心の高い人は自らn=1になることに喜びを感じる人も一定数いますので。あと、「国が薦めるからいいものに決まってる」というのもアテにならないです。今までの歴史において、World War Ⅱ、関東軍731部隊‥国は平気でおかしなことをしていたり隠蔽しています。今も将軍様にマスゲームをする国もあるので国家なんてそんなものです。
最も大切なことは「自分の意志で決めること」です。人類を真っ二つにする天下分け目の選択であり、今後もいつまでワクチンの効果があるのか、数ヵ月、年単位で新たに受ける必要があるのかなど謎に対する議論は止まないと思います。一番やってはいけないことは「テレビに出てる○○先生が受けるって言ってたから‥」「△△さんは受けないって言ってたから‥。」何も考えずに他人に合わせるのだけはやめましょう。だって「そのホニャララさんは受けて有害事象が生じようが、受けなくて感染して後遺症でハゲようがあなたに対して1ミリも責任をとってくれませんよ。」
ちなみに職場の同調圧力で本当は受けたくないけど受けるって人、「副反応で次の日腕が痛かったら有給休暇じゃなくて当分の間特別休暇で休んでいいよね？暫く働けなくなったら休業補償、あ、生活費も補償しますって一筆書いてくれるよね？だって貴方がつよーくススメてきたんだもんね？ねっ？」と言えばめんどくさいヤツ認定されて何も言ってこなくなります、というか今後飲み会に自分だけ誘ってもらえなくなるので感染対策にも交際費削減にもうってつけでしょう(まめ太はそんなこと一言も言ってないのにもう既に自分だけ誘ってもらってないアレですがw)。逆パターンの同調圧力はあまりないとは思いますが、受けたい人はたとえ周りが受けなくても全力で挙手して受けましょう。できれば国の先行接種者1万人健康調査に協力していただければ人類のためになります、治験と違って無報酬みたいですが‥ちぇっ‥。
「で、結局まめ太はどうするんですか？」
実はまだ調査書類を書いておりません。これから「自分の意志で」マルをつけようと思います。
※次回からは「全人類のひまつぶし」らしい内容になります。日本病院薬剤師会雑誌2月号に新ｺﾛで使う薬特集があり、先を越されましたので当分新ｺﾛﾈﾀは書きません、それを読んでください。「そんなの持ってないぞ！」という方は今から病院のくすりやとおともだちになって貸してもらって下さい。
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