"くすりや"まめ太の処方箋

地方の病院で"くすりや"やってます

【おい】丑三つ時にドンパチね【くすりをだせくすりをだせ】

※ただの愚痴です「読んでやってもイイヨ!」って方だけどうぞ。

 

某日、当直をしていたところ丑三つ時に看護師さんが、

 

「◯◯さんの鎮静剤と抗生剤の注射下さい!」とやってきました。

 

 

「調剤するか~」と重い腰をあげたのですが、処方箋が見当たらない。

詳細を説明すると、沼の底病院では夜間帯は自動的に処方箋が出てくる設定です。が、実は電子カルテで「◯時に使用」と使用時刻が設定でき、夜間帯に使用時刻が入力されていると自動的に処方箋が出てきますが、日中の時刻に使用時刻が入力されていると電子カルテからのデータ取り込み作業を行わなければいけません。そしてデータを見たところ、

 

10:56

11:48

9:47

‥‥

※あくまで例です

 

めっっっちゃくちゃに使用時刻が入力されておるw(通常は毎時ゼロ、30分刻みくらいです)いちいち最も早い使用時刻のお目当ての薬品を探すと余計に時間がかかりそうだったので入力されている全部の薬品のデータを取り込みました。「めっっっちゃくちゃに使用時刻が入力されていて探すだけで時間かかるので全部のデータを取ったので少しお待ちください」と声掛けはしておきました。

 

さて、夜間帯で機械が稼働していなかったのでなかなかデータがすぐ出てこないんですよ(プリンターがスリープモードから立ち上がるのに時間がかかるあれと似ていると思ってください)すると看護師さんが、

 

「いつまで待たせるのよ!!💢いつもはもっと早く出してくれるのに!!!」

千を出せ~」「千を出せ~」「千を出せ~」「千を出せ~」「千を ...

とブチ切れだし、再度事情を説明しとりあえず要求された鎮静剤の最も早い使用時刻のものを渡し残りはまた後で取りに来てと言っておきました。ちなみに抗生剤はオーダーすらされていませんでしたwさらに言うとまめ太の当直が終わった時もまだオーダーされていませんでした。

 

夜間帯は夜間の時間に使用時刻設定をしていないと自動的に処方箋が出ないというのは病院が電子カルテの設定を決めているので各部署にも連絡をしていた気がするのですが、周知されていないのか?などと色々考えていました。特に抗生剤はその後もオーダすらされていなかったのでそんなに急いで投与する必要がある状況でもなかったろうに?かなり後味の悪い当直だったので後々後輩にこの話をすると、

 

「あ~、あの看護師さん、以前も病棟の常備薬品の請求書持ってきたけど自分が欲しかった薬品を間違えて請求書出してて『あとで差し替えの請求書持ってくるからいいから(本来請求しようとしていた)薬品をだせ!』ってつっかかってきたんですよねー。だから『ワタシが当直終わるまでに絶対持ってい来ないとシラネーからな!』って言ってやりました~」

 

どうやら単なる短気だったようですw

 

 

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まぁ、今回の一件は単なる個人的にスーパー短気ナースなだけでしたが、やはりある程度他部署のシステムも病院全体(関連する部署は)で共有しておかないと衝突が免れないんじゃないかと思います。ちなみに病院のくすりやの当直は大抵は「用があるときは電話を入れてから薬剤部に行く」ことになってるようです(あくまでまめ太のおともだち調べですが)が、沼の底病院は「電話無しでいつでも来てオッケー(はぁと)」ということになっていますwということが何を意味するかというと、

 

 

電話無しでやって来る→いつ来るかわからないから寝ていられないw

 

電話無しでやって来る→薬剤部に来てから用件を言う→時間がかかる→キレられるw

 

電話無しでやって来る→夜勤中の息抜きがてらの散歩に来られるw

 

電話無しでやって来る→トイレに行くタイミング難しい(でも行くけどw)

 

そもそも当直PHS渡されてない→いつ電話鳴るかわからないから薬剤部の外に出られないw

 

 

 

……これ、おかしくね??

 

(そもそも夜間帯に限らず日勤帯でも)「〇〇さんのクスリくださ~い」とやって来たはいいもののそもそもオーダーすらなかったり(これをまめ太は「幻の薬を取りに来たぞー」と呼んでる笑)、既に病棟にあったり、ひどいときは患者さんの名前がわからないからその場で思い出し作業に入られます……もちろん皆が皆ではないですけどね。ちなみになぜか助産師さんは必ず夜間帯は用があるときは事前に用件を電話してから来られます。病棟の方針なのか、いつ起こるかわからない出産を常に対応していて段取りの良さが磨かれているからなのかはわかりませんが…

 

 

丑三つ時のドンパチ、まだまだ続きそうです(白目)

 

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今日も読んでいただきありがとうございます。またのご訪問お待ちしています!