大谷選手が夫人を公開して大フィーバーになったかと思えば一夜にしてイッペイさん解雇というトンデモ急展開な1週間でしたね。そろそろ年度末なんで書ききれていないこと書かねば…
さて、ブログ初期の頃からなんとなく不定期連載となっている「Go To がっかい!」シリーズですが、ちいかわ並に不穏なタイトルをつけました。少し前の話になりますが書きます。
※今までのシリーズ
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今までまめ太はLaboでは基礎研究を行ってきました。そしてなんとか(?)学位も取ったんですが、なにせ基礎はなかなか結果が出ないし、時間的制約があるので厳しい…まめ太所属Laboは(本来は)オールラウンダーな分野なのでちょっと臨床・症例チックなネタもあるんです。某日、
Boss:「次の〇〇学会、知り合いの△△センセイの教室が主催だからなぁ、付き合いで1つ演題出したいなぁ…ネタは決まってるから、新入りmemberのMDクンにでもやってもらおうかなぁ…」
まめ太:「まめ太は〇〇学会の会員でホニャララ認定も取りたいと考えているのでここはまめ太がやりたいデス!」
Boss:「あ、そう?じゃあまめ太さんにやってもらおうかな」
というわけでまめ太が学会発表することになりました。まめ太は基礎研究の発表しかしたことがなかったので、症例チックな内容は初めてでした。自分のフィールドを広げるために実は以前から症例チックな内容もやってみたいと考えていたのでWAKUWAKUだったんですが…
これが地獄の一丁目でした。このあと惨劇が待っているとは知る由もないのでした・・・・・・
大規模な学会だと開催半年前から演題登録が主流ですが、今回は小規模な地方の研究会レベルでしたので演題登録が2か月前でした。いつもは赤ペン先生並にBossに変更
されるのですが、それほど手入れされることもなく、
まめ太:あまり加筆されなかったのは基礎と違って症例系はイーズィーなのかなぁ?
アインシュタイン(仮名):まめ太が成長したってことじゃね?
※アインシュタイン(仮名)は以前記事を見て下さい。ちなみにもうカミングアウしますが教員です
勝手にまめ太が成長したと勘違いしてました。このあと惨劇が待っているとは知る由もないのでした・・・・・・
さて、オーラル発表ですのでスライドと後日、学会誌に掲載される(詳細な)抄録を作成しました。開催1か月前にはパンフレットの最終原稿確認の依頼も来、Bossからは「今ならこの症例系はレアだがらCase Report書ける!」と言われ学会終了後は初めてのCase Reportに挑戦する気も満々でした。このあと惨劇が待っているとは知る由もないのでした・・・・・・
発表1週間前、突然Bossから、
Boss:この症例は非常にまずい症例だった!もうまめ太さんに発表はムリだ!
まめ太:・・・・・・・・。
結局、最初からその学会には参加する予定だったので参加はしましたが、発表はまめ太が作成したスライドをベースとしてBossが急遽発表するということになりました(演題取り下げも提案したが、却下された)。本来の発表者が当日に参加しているのに別人が発表するというかなり奇妙なことになりました・・・
まめ太はこの学会に発表するにあたり、その日は仕事のシフトを入れないようにお願いしたり、前日は休みにしたり、さらにその数日前には半休を取っていました(発表練習に備えて)。そのために仕事の調整をしていたんですよ…まぁ、もうコロコロ変えるのもなんなのでそのまま休暇にしましたが…
今回の問題点ですが、
・Bossが提示してきた症例がまずい内容であった
・偶然まめ太が立候補したけど、本来は別のmemberに発表させる予定だった
・まめ太が症例の内容のまずさに気づかなかった
・まずさに気づくのが本番1週間前だった
ですかね。
まめ太が臨床をしていないならともかく、している人間なのに症例のまずさに気づかなかったのはたしかに非があると思います。ただこれ、そもそもBossが提示してきた症例なんですよ。じゃあ、当初発表させようとしていた別のmemberのMDなら気づいたのか?たしかに彼はMDだし地頭はいいかもしれないけど圧倒的に経験値が低いのでたとえ彼が発表者だったとしてもこの症例のまずさに気づけたとは個人的には思えないです。Bossは「ボクも悪いけどまめ太さんも悪いじゃん?」と非の比率半々の論調を醸し出してきますが、まめ太からすると9:1くらいじゃね?と思います。
この学会発表をめぐるトラブルがあり、自分の中で急にフツっと糸が切れてしまったような感じがしました。
―もし、これが別のMDのmemberが発表者で、直前にまずさに気づいたならどういう態度とっただろう?
うまく言えないですが、「足元を見て」態度を変えられている気がしてしまいます…
このトラブルでCase Reportを書く話も当然お蔵入りになり、気まずいし、自分の気持ちもなんだかついていかなくなり、Laboには足が遠のいてしまいました。
そんな中、急転直下のイッペイさん解雇報道があり、「あんなに二人三脚で最強の二人・パートナーで前日まで一緒にいたのに一夜にして世界が変わってしまう」のを見て、なんとなく「人との関係性ってある日一瞬で変わってしまうものだよね…」と大谷選手とは比べものにもならない凡人のまめ太も妙にme tooと発したくなってしまうのでした。
今日も読んでいただきありがとうございます。またのご訪問お待ちしています!