"くすりや"まめ太の処方箋

地方の病院で"くすりや"やってます

Go To がっかい!【Labo編】

なんだか第三波?らしきものがきている今日この頃ですね。やはり寒くなったからな気がしますね。

 

臨床でも研究でもくすりやにお馴染みなイベントといえば学会ですね。コロナの影響で軒並み学会がWebになっているにも関わらず、こんなご時世に学会にリアル参加してきました(結構前の話です。まだ半袖着てた)。現地とWebの両方開催ではなく、まさかの現地のみ開催でしたのでwなお、本来はもっと早い時期に開催される予定が延期になったという形でした(それはさすがにね)。

 

おそらくまめ太の学会に行ってきた日記なんて地球上の誰も興味がないとは思いますがw、せっかくなので日記を書きたいと思います。

 

今回はLabo絡みの全国学会で、学会ではよく使われる定番の某会場でした。基礎分野なのでマニアックゆえ全国から集まってもまぁそれほどでも人数は‥でしたかね。

 

送られてきた抄録には「マスク着用」と書かれており、入口ではまず係員にデコに非接触式体温計をかざして検温されました。そして会場のあちこちにアルコール手指消毒剤が設置されていました。受付ですが、「対面を避けるため」ということで、ネームカードがずらっと机上に並べられ、セルフサービスで取るという方式でした。(けどそんな大して意味あるか、、?)

ニッチなマニアック学会なので講演は1会場でやって、同時にもう一方の会場で生中継でした。まめ太は密を避け‥というか人が少ないほうが気楽なので笑。また、リアル講演のほうの会場にも行きましたが、特に座席を開けて座れともなかったですw質疑応答ではマイクは消毒していたような気がします。

学会の定番といえば協賛企業のランチョンセミナーという名のタダメシですねw飲食を伴うからやるんか???‥と思ってましたが通常通り開催していました。と言っても、うちのLaboはランチョンに行かずに全員で外に食べに行くという慣習があるので出席しませんでしたが。学会の1日目は懇親会という名の経費で落とせる飲み会が開催されるのが定番ですが、さすがに中止でした。

 

ネームカードをセルフサービス方式で取るとういうことだったんで欠席者の人数が目に見えてわかるという感じだったんですが、チラホラ欠席者はいましたね。ポスター発表も普通にあったんですが、欠席ゆえポスターが貼られないままの場所もありました。この学会、本来より延期されたゆえ元々申し込んでいたけど実際の時期になると「所属組織や大学の指示により遠隔地への移動禁止」で出席できないパターンがちらほらあったそうです。また、口頭発表は現地に来られない場合オンラインで(リアルタイムで)発表し、質疑応答を受けるというのも何題かありました。でも、よくよく考えたらコロナに関係なく遠隔地の学会になかなか行けない人も今までからいましたよね。出張扱いで行ける人ばかりではなく、旅費が自己負担だったり他の業務との兼ね合いだったり。あと、ママさんの人なんかは遠隔地の学会は子どもが…という人もいるでしょうし。そういう人達にとってはオンラインで発表できるのはかなりいいと思います。

 

基礎系の学会(まめ太の所属学会は医療分野も含む生物関係なので基礎とはいえ医師、歯科医、薬剤師、検査技師等の有資格者も、non-MDのphDの研究者もいます)は協賛企業のブースもほぼなし(あっても実験機器)、ノベルティなし(ただしこれは臨床の薬剤師絡みの学会でも少なくなってきてますが)、ランチョンセミナーは1つしかねーよ‥なんて感じですよね。某寺院付属高校のおともだちに地学関係の研究者がいるのですが「地学関係の学会なんて、書籍販売しかないよ~」と言ってました。やはり、医療関係はカネが絡むのかしら‥

 

‥とまぁ、なんてことない日記ですねw写真もないですし。

 

 

結論;マイナー学会は来る人が限られていて密にそんなにならないからか、わりと通常運転だった。現地参加できない人のためにオンラインで口頭発表は意外とよかった。

 

 

ちなみに今回の学会で一番印象に残った発表は、「最近は誰が見てもわかる銀歯の治療が減ってきて、白い素材で歯を治療することが増えてきて見た目じゃ何を使ってるのか(セラミック、ジルコニア等)がわからなくなってきた。そこで我々は超音波を当てたら周波数の違い?で素材を鑑別する研究をしてみた」って歯医者さんの発表です。同じ医療業界ですが、歯医者さんの世界ってなかなかわからないので興味深かったです。こんな研究をするということは、見た目では素材までプロでも見抜くのが難しいんでしょうかね。

 

実は別日に仕事(出張)でも学会に行って来ました、こちらもまさかの現地リアル開催wそっちのほうが突っ込み多そうなのでまた書きます!

 

今日も読んでいただきありがとうございます。またのご訪問お待ちしています!