前回記事ではPCR検査を受けた時系列を書かせていただきました。
ここからは自分なりに考えた問題点を挙げていきますのでよろしければどうぞ‥（自己責任で解釈よろしくです）
①風邪ひいたらどうすりゃええねん！
※少し前の話なので今の状況は少し違うかもです。
今回は勤務先に受診しましたが、フツーに病院にかかろうとすると、通常ならかかりつけの開業医に行きます。しかし、今年の3月から「発熱患者お断り」の開業医が出てきました。私がいつも行っていた耳鼻科も4月に行くと入口のドアに「発熱患者は診ません。保健所に自分で連絡して下さい」と貼ってました。申し訳ないですが、こういう診療所は持続化給付金が打ち切られたら消えていくしかないですね。眼科や皮膚科ならともかく、内科や小児科、耳鼻科が発熱お断りしたら診るのはｼﾞｼﾞﾊﾞﾊﾞさんの血圧くらいじゃないですか？もちろん色々対策して発熱患者、風邪ひき患者を診ている診療所もあります。ググったんですが、結局発熱したらどうすればいいのかはっきりと明記したサイトはあまりありませんでした。
https://gemmed.ghc-j.com/?p=35891
↑このサイトは厚労省の方針をわかりやすく書いてます。
3月は帰国者・接触者は保健所に…なんて言ってましたが、もう今は帰国者とか基本いません。個人で診てくれる診療所を電話して探すしかないんですかね？それとも即PCR検査場に案内されるんですか？それってどこに電話するんでしょうか。ちなみにまめ太の後輩が4月に発熱して保健所に電話したそうですが、永遠につながらなかったそうですw(その後輩はかかりつけの開業医が診てくれたそうです)
なお、10月からはコロナとインフルエンザの両方の流行に備えて、かかりつけ医が診察するよう厚労省が発表しました。現状はどうなんですかね。かかりつけ医が発熱拒否してたらそんなときだけ普段行ってない病院に行くしかないんですかね。今回、自分が風邪をひき、手洗いしようがマスクしようが風邪はひくと明らかになり、もう少し発熱・風邪はどうすればいいのかもっとわかりやすく発表してほしいと思いました。
↑そういや、最近どうしてんだろ？？〇〇〇のイヌさん。
経済的に死んでしまう人のために始めたGoToキャンペーンをさらに予算放出することになりましたが、発熱患者を診るのに必死に感染対策をしている開業医もいますので、そんな医療機関にもっと予算を使ってもらいたいですね(感染対策には費用がかかりますので)
②発熱したらコロナしか調べない
コロナ陰性です、おしまい。では困ります。もちろん風邪ならいいですが、発熱する病気なんて星の数ほどあります。コロナ陰性です、おしまい。では困ります。一体発熱の原因は何なのか。例えば風邪によく似たものに扁桃炎があります。扁桃炎は喉が痛くて発熱して‥とコロナ症状チェックリストにマルがつきまくりですが、耳鼻科の医者なら喉見りゃすぐに診断がつきます。しかも、ウイルス性のものでなければ抗生物質がとてもよく効きます。しかし、何もしなければ膿瘍まで進み切開の必要も出てきます。熱が出てるから拒否、コロナじゃなかったねおしまいとしていてはどれだけ放置されるんやwですね。今までは原因をすぐに診察されていたのが、非常に紆余曲折を経ることになりかねません。
③わずかな変化がどんな経緯を辿るのかは素人にはわからない
いちおう自分は病院のくすりやなのである程度医学的な知識はあるはずです。しかし、それでも医者ではないので喉がおかしい気がするのは風邪なのか何なのかなんてわかりませんでした。まさか(少しですが)その後発熱するなんて全く思いもよらなかったです。
なぜこのようなことを書くかというと、内科外来から発熱外来に回されたとき、移動に付いた看護師に「朝、喉おかしかったのに出勤したとかアナタ職員の就業規則知ってるの？」「ちょっと、離れて歩いてよ！」と罵声に近いことを廊下で言われたからです。なお、この件は病院のコロナ対策班に報告をし、職員の倫理教育の徹底と看護部への報告をさせていただくとの返答をいただきました。自分が患者になってわかりましたが、わずかな変化で今後の展開を予測するのは非常に困難であり、それを個人の責任として追及されるのはどうかと思います。コロナに関して差別、中傷が相次いでいますが、なんとなくそれに通ずるものを感じました。
④PCR検査はネ申ではない
本当に新型コロナに感染していたとしても検査自体が7割くらいの精度です。採取の仕方、タイミングもあるでしょう。私は検査技師の免許は持っていませんので検査のことはよくわかりませんが、基礎研究でPCRはたまにします(もちろん、コロナ検査とは手法が違う)。検査技師さんはプロフェッショナルなのでそんなことはないかもですが、まめ太はテクニカルエラーをよくやらかしてBOSSがそのたびにおこです。
⑤発熱は異常の絶対指標かもしれない。しかし、熱がないことは正常の絶対指標ではない
最近はあちこちで検温されたり、サーモグラフィーがありますね。熱があれば間違いなくアウトですが、その時熱がなくても今回のまめ太のように正常ではないかもしれないですよ。
…とまぁ、つらつらと思ったことを書きました。とりとめがなくてすみません。たまには患者になってみると視点が変わって勉強になりますね。まぁ、病気にはなりたくないですが‥
今回はPCR検査を受けた話でしたが、まめ太は基礎研究も行っておりPCRをすることがありますので、PCRをしてみたなんて記事もいずれ書いてみようかなと思います！
「こんなご時世に風邪ひいちまったぜ、、」という方のご参考になれば幸いです( ＾ω＾ )
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