緊急事態宣言も解除され、東京アラートという田舎者には謎モノが発令されたかと思ったらもう解除された昨今ですね。さて、stay homeで皆さんヒマだったのかお掃除をしていたらしく、
掃除してたら薬が出てきたのですが、薬の使用期限はいつまでですか?
という質問を時々受けます。
いや、コロナ騒動以前から元々この質問は多かったですね。
薬は製造されてからだいたい2年くらいの使用期限です(もちらん、安定性の良くない薬やあまり流通していない薬はこの限りではありませんが)。ただし、
んなもん保管状況によるわい!
薬局で保管されている場合はある程度温度や湿度か一定に保たれていますが、一般家庭では真夏の激熱、真冬の激寒、そして梅雨のシッケシケなど保管の環境が定かではありません。なので正確にいつまでとは言い難いです。また、まめ太母なんかは、
薬には(シート)1つ1つに使用期限が書いていないんだ!( `´)オカシクネ?
と言うわけですが、そもそも薬とは
処方された日から定められた期間服用するもの
という前提なので取り置きしておくこと自体がオカシイということです。
…と言っても普段病院のお世話になることのない若者など、突発的に受診したときの薬は余ったら具合の悪い時に飲みますよね(そういう自分も発熱時頓服のロキソニンとか生理痛のときに流用しますし)。薬を全部ばらして種類ごとに丁寧に分けて保管する人がいますが、個人的には薬袋(薬が入ってる袋)ごと保管することをおすすめします。そのほうが
①調剤日がわかる
②用法用量がわかる
③そもそもばらしてしまうとどの薬か一般の人には間違うリスクがある
ちなみに、まめ太も家にある処方薬で調剤日から2年たったものは廃棄しています。
ここで注意ですが、余った処方薬を後日飲んだとして、もし副作用等が出ても
一切救済措置はございません\(^o^)/オワタ
完全に自己責任でよろしくですwそもそも処方薬ってそんなもんです、要するに適正に使用しないヤツが悪いんぢゃという話ですね。
最後に、「製造してからだいたい2年」と先ほど述べましたが、これはいわゆる工場で作られた製品のことです。散薬や水薬、軟膏、ときどき院内製剤(製品として製造されていないので薬局で独自に作った医薬品)といった「手作りの薬」は基本的に処方日数しかもたないと考えておいたほうがいいです。散薬はときどき「飲んでるうちに変色してきたじゃないかコリャー(`´)」というクレームがきたり、水薬は水分を含むので細菌汚染のリスクがあり、軟膏は時間経過とともに分離する場合があります。
要するに、
具合が悪かったら潔く病院に行け!
余った処方薬を飲んで何かあっても完全に自己責任です。コロナを恐れて受診控えで病院が経営破綻しそう…とニュースになっていますが、コロナにかかる確率より他の病気にかかる確率のほうが高いので具合が悪かったらかかりつけ医を受診しましょう。
今日も読んでいただきありがとうございます。またのご訪問お待ちしています!