"くすりや"まめ太の処方箋

地方の病院で"くすりや"やってます

【薬学生応援企画】就活情報~マメナビ①~

ブログ開始から1ヶ月程経ちますが、SEO対策やtwitter、ランキングサイトへの登録も特に何もしていないのでこのブログはほとんど閲覧者おらず、単なる「自己満足の場」と化しております。アフェリエイトで儲ける気も今のところないので(というか、そもそもパソコンの電源を入れる習慣がないので凝ったブログに仕上げられそうもない)あまりブログ布教活動も考えていません。ただ、毎回単なるひとりごとみたいな内容が多いのでたまには人類のために有益そうな情報も発信しようかと思います。ちなみにポンコツなので学術的なことはやめておきます。ポンコツでも(というか意識低い系ポンコツだからこそ)書ける内容として 薬学生向け記事の就活情報”~マナビ~”(※マイナビのパロディです)をお届けしようかと思います(就活シーズンだしね)。

おそらく現在このブログを見ている薬学生はほとんどいないと思いますので、今まで「くすりや」という呼称を使ってきましたが、少しでも検索にひっかかるようあえて正式名称を使います(需要があるかどうかはわかりませんが‥)。

※薬学と関係のない方は適当に高見の見物をしておいてください。

以下、完全なる個人の独断と偏見なのでご使用の際は自己責任でお願いします。

 

薬学部(6年制)は医療系国家資格である薬剤師免許の取得に必須の学部であるにも関わらず、他の医療系資格の学部・専門学校とは異なり、免許不要の職業に就く人も多い不思議な学部です(国試も最近難化してて取るの大変なのにね)。私は病院での勤務しか経験がありませんので、病院薬剤師の就活について書きます。


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↑ ※小説のように大学病院について書くわけではありません。病院全般です。

ちなみに就活情報誌に載ってるような当たり前のことはここでは書きません。そんなんは大学の就職課で聞いたほうがよくわかります。

では、くすりや白い巨塔シリーズのはじまりはじまり~

 

Q.病院に就職するのって難しい?

A.そんなことはない。

たしかに都会の大学病院や有名ブランド病院(以下、人気病院)は倍率が高いので難しいかもしれません。しかし、都会でも慢性期や、地方に至っては大学病院でも2次募集をかけても人が集まっていないところもあります。

昔(4年制時代)は病院の求人が少なく、なかなか就職できなかったそうです。それは①大学病院の研修生制度②自治体病院が独法化しておらず完全なる公務員だったのであまり採用ができなかった③病棟業務が浸透していなかったので人数が必要なかったのではないかと勝手に考えています。

ちなみに大学病院の研修生制度というのは大学卒業後、研修生として入局し、無給はおろか研修費として病院にお金を払って所定期間研修するというものです。大学は何十人も研修生をとり、イイ者は手元に置いておき、あとは関連病院の空きがあり次第割り振っていくというものです(なんか、医者の医局制度に少し似てる?)ただ、これは現在はほとんどないです(やってる大学もあるけど)。というのも最近は「よその色」がついた人を嫌う傾向にあり、一から自分のところで育てる病院が多いです。また、研修生というのは「就職」には該当しません。大学の就職課も就職者にはカウントしないです。その代わり最近は「レジデント」と呼ばれる非常勤職員として契約期間雇って研修するというのが病院では多く見られます(これは「就職」に該当する。)

 

Q.病院って偏差値の高い大学を卒業していないと就職できないの?

A.そんなことはない。

はっきり言って薬剤師の臨床なんて誰でもできます。最低限国試さえ受かる頭があればそれでOKと採用側も思っています。もちろん一部の人気病院は採用試験に英語の論文を読ませたり、絶対仕事で使わないような難しそうな内容を出してるみたいですが、普通の病院は国試の実務問題の焼き直しや作文書かせるくらいです。出身校の偏差値もどうでもいいです。ボーダーフリー大学(いわゆるFラン)が薬学部は増えていますが、Fランでも普通に採用されます。(むしろ、就職してからはFラン卒のほうがなぜかやる気がみなぎっていることが多いので可愛がられることが多い)

 

つづく

 

今日も読んでいただきありがとうございます。またのご訪問お待ちしています!