昨日、珍しくタイムリーネタを急いでアップしたのですが、今朝驚愕の事実に気づきました、、、。
ポピドンヨード→ポビドンヨード
povidone
発音は上歯を舌唇にあてて「vi」!
Polyvinylpyrrolidone(ポリビニルピロリドン)が正式名称です。
全世界にアホが露呈してしまいました‥
というか結構ネット上でも間違われてるみたいですね。店舗の売り切れ表示も間違ってたり‥勝手な推測ですが、「ポピヨドン」という商品名で販売している会社があるようなので、ごっちゃになったのか!?しらんけど。。
というわけで、ムショーに気になって院内のいろんな場所のポビドンヨード表記を調べに回ったところ‥
「オペ室の薬品棚はポピドンと書いてた!」
…まめ太以外にもアホがこの病院内に存在していたようです。
まぁ、それはおいといて( ^ω^ )
オペ室ついでにオペ看さんに話を聞いたところ、基本的に術野の消毒はポビドンヨードで行っているけど、小児はポビドンヨード以外で行っているそうです。
そして、救世主イソジン様降臨説が唱えらた影響で今朝からポビドンうがい薬を外来患者に大量に処方しようとする医者が登場したり、患者さんから「うがい薬は何本までもらえますか?」という質問がやって来ました。
ちなみにポビドンうがい薬は2本まで処方可です、それ以上は保険切られます。ということで薬剤部員一同に「患者に何か聞かれたら2本まで、大量に処方する医者は問い合わせして2本までに阻止せよ!」とお達しがきました。
というわけで、くれぐれもくすりやに
「おい、イソジンを出せイソジンを出せ」なんて迫らないであげて下さいねw
前回記事のポピドンをポビドンにこっそり修正してもよかったのですが、敢えて堂々と公表することにしました。こんな感じでポンコツなのでこれからもこのブログは医療情報を入手する媒体ではなく、あくまでひまつぶしのエンターテイメントとしてお付き合いよろしくお願いします。あっ、でも職業倫理は持っているので意図的にガセネタは流しませんのでご安心を(^_^;)
今日も読んでいただきありがとうございます。またのご訪問お待ちしています!
追記;「救世主イソジン様降臨説」が発表されて以降、ポビドンヨードは甲状腺に云々、妊婦に良くないはマスコミで言われていますが、(銀)歯の詰め物が変色することは全然言われてないですね。これは、医薬品インタビューフォームという日本病院薬剤師会が要領を策定し、製薬企業が作成した公の文書で添付文書だけでは足りない情報を記載したものに載ってるので間違いないと思うのですが。甲状腺疾患や妊婦の割合より、何かしら歯に詰め物している人の割合のほうが多そうですが。
→あれもしかしてまめ太、有益な情報を全世界に発信できた?( ^ω^ )