"くすりや"まめ太の処方箋

地方の病院で"くすりや"やってます

人の病気を見て笑うな

前回のブログにも書きましたが、いつのまにか国のトップが辞任することになりましたね。基本的にこのブログでは政治・宗教の話をする気はないですが(というか選挙は毎回行くけど、政経学部を出てるわけでもないので話ができない)、今回は医療従事者の意見として‥

 

辞任会見後、どこかの議員センセイが「病気になるのは自己管理能力がない」発言をして炎上したり色々ありましたが、そもそも8/28の14時に辞任速報が流れる数日前から健康問題を説明せよと国会でいわれたり、なぜか潰瘍性大腸炎(UC)をワイドショーで大々的に取り上げていましたね。ただ、あの報道の仕方は国内に22万人患者がいると言われるUCがいかにも絶望的な病気のような印象を与えていた気がします。

うちの病院でもUCおよび比較的似た病気のクローン病を抱えながら働いている人もおり(薬剤部とは限りません)、薬の種類も今は色々あります。また、なぜか具体的な薬剤名が報道されていたり、「あの時間はレミケードを点滴していたであろう」など週刊誌で報道されてたみたいですけど、想像なんですかね、もし病院関係性がリークしてたらかなりまずいです。ちなみにKO大学病院は外来を院内処方にしてるから外の調剤薬局に処方箋持っていってないだろうしw

 

というわけで、何を言いたいのかわからない記事になってしまいましたが、「病気は自己管理能力がない」のではなく、「指定難病でも国のトップになれる」とpositiveな捉え方をして病気を抱える人達が前向きになれたらいいなと思います。

 

医療従事者として、

「どうぞ、お大事になさって下さい。」

 

今日も読んでいただきありがとうございます。またのご訪問お待ちしています!